備蓄品の「消費」を忘れずに
防災に何かと関心が向いているこの時期、ぜひ備蓄品の見直しもあわせて行いたいところです。
備蓄品、とくに食品関連(保存水や防災食)の消費期限・賞味期限は過ぎていませんか。
期限をすぎてしまいそうな食品は日常の生活で消費し、また新しいものを備蓄に回しましょう(ローリング・ストック法)。
また、会社や自治体などで保管している「炊き出しセット」のような大容量の備蓄品の期限が近い場合は、実際に作り方をマスターするための訓練の一環として消費するのも良いでしょう。
コロナ禍になって久しい今、イベントのような過密になりやすい空間や衛生状態の強化により、 「炊き出しセットでつくったおにぎりを(イベント等で)配布する」といったことは難しいかもしれませんが、上手に消費して、消費期限・賞味期限内の食品を確実に備蓄しておく体制は崩さないようにしておきたいものです。