2024年1月1日に発生した能登半島地震では、多くの家屋や道路が倒壊・損壊して、いまだに復旧していない箇所も残っています。
被災された地域の皆さまが一日も早く元の生活に戻ることができますよう、お祈り申し上げます。

今回も甚大な被害が報告されていますが、こういった自然災害等で家屋に被害が生じた場合は、安全を確認した上で被害箇所や周辺の地形（被害に影響がある場合）を画像に残しておくことがよいとされています。また、家の中と外、そして可能な限りさまざまな角度から撮るのが理想的です。

理由としては、損害の程度を正確に記録しておくことで、自治体などが発行する「り災証明書」の根拠となったり、火災保険や地震保険などを受け取る際の基準（経年劣化によるものではなく、自然災害によるものという証明）となったりと、元の生活に向けて動き出すための経緯で効果を発揮するからです。

ただし、災害に遭った場合は心身ともに想像以上のダメージをうけます。人によっては辛い作業になることも十分考えられますので、けっして無理のない範囲での実施を検討しましょう。
また普段の撮影とおなじく、他人や周囲へのプライバシーにも配慮が必要です。

参考：政府広報オンライン　住まいが被害を受けたとき　最初にすること
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202003/2.html