後発地震注意情報とは

先日、気象庁より北海道・三陸沖に後発地震注意情報が出されました。地震の規模を示すマグニチュードとはまた違う、新しい基準として注目されています。
後発地震注意情報は、大きな地震が起きた後、次の大規模地震が発生する可能性が平常時と比べて相対的に高まっていることを知らせる「注意喚起情報」です。
つまり、注意報や警報とは違って「将来のリスクが通常時より高い」ということであり、近い将来に必ず(大規模地震が)再び起きることを指しているのではありません。「確率が上がった」という意味です。
居住地や勤め先がこの注意情報の対象区域になった場合でも、今すぐに逃げたり避難を考えたりといった行動は求められていません。過度に恐れるのではなく、再び大規模な地震が発生して日常生活が損なわれたときのための備えをしっかりと見直しておきましょう。