広がる次世代「防災力」育成の動き

ジュニア防災検定

12月8日、「ジュニア防災検定」の第一回検定が行われました。

「ジュニア防災検定」とは一般財団法人 防災検定協会が主宰する検定で、内閣府や消防庁が後援しています。
この検定の目的は、子どもたちが日常から防災と減災に深い関心を持ち、意識を高め、自分で考え判断し行動できる「防災力」を身につけること。
大人の防災教育については防災士制度の普及など一定の取り組みが行われてきましたが、子供を対象にした防災知識の普及や充実を図る検定は新しい取り組みです。多くの子供たちが、防災と減災に深い関心を持って意識を高めていくきっかけになりそうですね。

また最近は、高校生や小中学生向けに防災に関する資格を設ける自治体が増えているようです。
町内会などを基盤とする住民の自主的な防災組織は高齢化が進み、次代を担う子供、若者たちに防災の知識や意識を持ってもらおうという狙いががあるとのこと。
こちらも大変心強い取り組みで、このような動きがますます広がっていくことが期待されます。

ジュニア防災検定
http://www.jbk.jp.net/