薬も防災グッズのひとつ

災害時の困りごとはたくさんありますが、常に服用している薬がないと体調を維持できない方は、特に日頃からの準備が必要です。もちろん、発作が起きた時だけ使用する薬も同様です。

日常生活を送れなくなるときは健康体でも体調を崩しがち。医療機関の助けもなかなかこない上に服用が必要な薬もないと、災害から逃げ切れても依然としてリスクは高まります。
少しでも負担を減らせるように、避難する際の荷物の中には数日分の薬を入れておきたいものです。

お薬手帳を持っている方や保険証は、コピーでもよいのでぜひ一緒に入れることをお勧めします。最近はアプリで管理できるお薬手帳もあるようです。
薬の種類が多いお年寄りや、自分で用意ができない子どもの分はより一層の配慮が必要ですが、かぜ薬や傷薬などのいわゆる常備薬も用意しておくのも大切。薬を揃えておくことも「身を守る」うちのひとつと言えるでしょう。