賞味期限切れの「水」、捨てるのはもったいない!

防災グッズの中でも欠かせないのは「水」ですね。
人間の6割は水分でできていると言いますが、平時からもこまめに摂取することはもちろん、非常時でもひとり当たり1日3L×7日間を準備した方がよいと言われています。
しかし「防災対策で大量買いしているから大丈夫」と思っているうちに、水の賞味期限が切れてしまった・・・。そんなときあなたなら、どうしますか。

確かに「おいしく飲める期間」は過ぎているのかもしれませんが、品質にはあまり問題はないとのこと。封を開けなければ、劣化が一気に進むことはありません。
長期間保存による蒸発、置き場所周辺の匂い移りなどに影響されない期間が「賞味期限」といわれていますが、中身は滅菌・密封されているのがポイントです。

また、水道水も塩素の効果により雑菌等が増えにくいため、常温であれば3日間、冷蔵庫で10日間は持つそうです。生活用水として十分使えますから、使い分けが肝心ですね。賞味期限を大きく過ぎてしまった水は、こちらの「生活用水用」として備蓄・利用すれば、ムダになることもないでしょう。

とはいえ、飲用水の賞味期限はマメにチェックして、なるべく賞味期限を超えないうちにおいしくいただきましょう!

参考:警視庁「水道水、意外と保存が可能です
https://keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/saigai/yakudachi/food/drink/1240038460385157120.html