鶴見区職員の座席に防災ウエストバッグを配備

先ごろ、18ある横浜市の区の中に先駆けて、鶴見区が嘱託職員を含む常勤の全職員約700人の座席に「防災ウエストバック」を配備しました。これは、職員用備蓄のうち、1日分の食料等をウエストバッグに入れることにより、災害時に、自らの備蓄食糧の心配をすることなく、業務に素早く従事できるなどの効果が見込まれるからです。

 

気になるウエストバックの中身ですが、

  • 水500ml 2本
  • 食料 3食分(パスタ、米、乾パン)
  • トイレ 5回分

※ 防災ウエストバッグにはまだスペースに余裕があるため、常備薬、衛生用品等個人的に必要な物品も収納できます

 
なお、この取り組みは他区でも導入を予定していますが、予算等の都合で実際の運用開始時期にばらつきがあるようです。職員の皆さんの安全も守りつつ、市民のために素早く初動対応できるのは、とてもいいことですね。今後の各区への広がりに期待したいです。
 
 
[参考] 横浜市記者発表資料(平成27年4月14日)
横浜市初!! 発災時における、区民の方々などへの対応等を充実させるため、鶴見区職員の座席に防災ウエストバッグを配備します。
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/tsurumi/2015/20150414-012-20946.html