台風への備えーー簡易土のう

台風シーズンを前に備えておきたい防災グッズとして「簡易土のう」があります。
土のう袋は日頃から用意できても、いざ使うとなると土を大量に必要としますし、それだけの土のうをあらかじめ準備しておくのも大変です。
住宅内への浸水を防ぐために玄関前に置く程度であれば、水で膨らむタイプの簡易土のうを準備しておくと良いでしょう。使用後は乾燥させて、自治体の指示にしたがって廃棄することも可能です。

ちなみに、土のうを使用する際は「積む」ことが大切です。横並びで置くだけではなく、2段、3段と積み上げることで浸水を防ぐ効果を発揮します。
そのため、一般の住宅でもかなりの数を用意する必要がありますが、簡易土のうはかさばらないので備えにはぴったり。
近くに河川があったり、傾斜などで水の溜まりやすい位置に住宅が建っていたりする場合は、いざという時のために多めに準備しておくと安心でしょう。