台風・強風への具体的な備え方

前回同様、台風や強風の備えについて考えてみましょう。

東京消防庁のWebサイトには、次のような「事前の備え」の勧めが書かれています。

  • 窓や雨戸はしっかりとカギをかけ、必要に応じて補強する。
  • 側溝や排水口は掃除して水はけを良くしておく。
  • 風で飛ばされそうな物は飛ばないよう固定したり、家の中へ格納する。
  • 非常用品を確認しておく。(懐中電灯、携帯用ラジオ(乾電池)、救急薬品、衣類、非常用食品、携帯ボンベ式コンロ、貴重品など)
  • 飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼ったり、万一の飛来物の飛び込みに備えてカーテンやブラインドをおろしておく
  • 水を確保する。(断水に備えて飲料水を確保するほか、浴槽に水を張るなどして生活用水を確保する。)
  • 避難場所を確認しておく。

(東京消防庁 「台風・大雨に備えよう」https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/bou_topic/flood.htmlより)

改めてみてみると、どの項目も聞いたことのある方法ばかりだと思いませんか。しかし、意外にできていない項目もあるものです。
風雨災害は、特に排水溝や用水路などがあっという間につまって水かさが増し、床上・床下浸水の被害が出やすいと言われています。ご近所と共用で使っている施設なども含め、日頃からつまりの原因となる枯葉やゴミなどを積極的に取り除いておくなどして、事前の備えを意識した生活を送ることをお勧めします。