雨水を貯めて防災に活かす

大地震などの災害が発生すると、ライフラインが一時的に止まることが多いもの。そんなとき、「水」に関する備えはどうしていますか。
「ひとり1日3リットルの飲料水が必要」「お風呂の残り湯を捨てない」などといったことがすぐに思いつきますが、ほかにも「雨水」を活用した水の確保も考えられます。地方自治体によっては雨水を貯めておくタンクの設置について助成しているところが多数あります。横浜市もそのひとつで、新築、改築の場合は「宅内雨水浸透ます」の助成も受けられるようです。
災害時に限らず、普段から雨水を貯めておけば庭の水やりなどに水道水を使う必要がないため、「貯める」→「使う」の好循環がうまれます。飲み水にするには浄水器をとおしたりする必要がありますが、災害時のトイレ用水などにはこれでじゅうぶん。水道が止まっても、生活用水は確保できていれば、心の余裕にもつながっていくことでしょう。

助成期間や金額、世帯数には限りがあることが多いので、まずはお住まいの地方自治体にお問い合わせください。

参考:
横浜市 雨水貯留タンク設置助成制度のご案内 http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/gesui/tankjosei/