「災害ボランティア」を考える
災害が発生すると、さまざまなシーンにてボランティアが活躍する姿を見かけます。
「被災者が元の生活に少しでも早く近づけるように何らかのお手伝いをしたい」
ーーそう思い立っても、最初のうちはどこに行き、何をしていいのか分からないこともあります。
もし被災地に行って支援したいと考えるならば、日頃からボランティアに関する知識や必要な持ち物等を準備しておきましょう。特に泊まりがけの場合は自らが寝る場所も事前に確保しておく必要があります。
また、必ずしも現地に赴くことだけがボランティアとは限りません。足りないと思われる物資を正確に把握し、送るのも大切な支援です。「自分ができる範囲のことで支援する」ことがボランティアの基本といえるでしょう。
ボランティアの募集は災害発生時だけとは限りませんので、まずは情報収集や日本赤十字社の活動などに目を通すことから始めても良いかもしれません。
その上で、いざ災害が起きてからあわてないように、
・自分の生活する範囲内でどんなことができるか
・(被災地において)自分はどんなことができるか
・日常生活で自分が得意なこととは何か
など、「スキルの棚卸し」をして、それらを記録しておくことをお勧めします。
参考:
政府広報オンライン「被災地を応援したい方へ 災害ボランティア活動の始め方」
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201909/4.html