ペットの同行避難について
以前、環境省にて配布されている「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」について取り上げましたが、環境省のWebサイト内にはこの他にも多くのペットと防災に関するパンフレットやチラシが多数掲載されています。
「災害、あなたとペットは大丈夫? 人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>」には、ペットとの同行避難について書かれています。
同行避難とは、避難行動を示す言葉であり、避難所でペットを人と同室で飼養管理することを意味するものではありません。
災害、あなたとペットは大丈夫? 人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編> より引用
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3009a/a-1a.pdf
お住まいの各自治体のルールを事前に調べておく必要がありますが、多くはいったんペットと同行避難をして、避難所先の指示に従うことが多いようです。
しかし、その後の選択肢は自宅に戻る(安全が確認された場合に限る)、同伴避難(避難所先が許可している場合に限る)、やむなくペットのみ自宅、車やテントなどでともに自主避難、ペットは別の場所に預ける……など、ケースバイケースとなるようです。大切な命を守るためには、ケージなどの用意や出入りする練習など、あらゆる可能性を想定しておかなければいけません。
これからペットとの生活を検討している方も、ぜひ避難時のこともあわせて考えてみましょう。
参考:
環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室
動物の愛護と適切な管理 パンフレット・報告書等
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph.html