「うがい」を見直そう

学校や職場で風邪、もしくは各種感染症にかかる人が多いこの頃。避難所等の不特定多数が集まる場所での生活でも、集団で罹患する可能性が十分にありえます。

日本赤十字社「赤十字健康生活支援講習教本」には、効果的なうがいの方法が子どもにもわかりやすく書かれています。その中で「うがいの水は水道水で十分」とありますが、災害時のような飲み水が使えないときのために、洗口液(マウスウォッシュなど)を避難用具に入れておくことをお勧めします。

上記の教本では、1回につき3種類のうがい方法が紹介されています。そしていずれも口に含む水の量は、「多からず少なからず」の適量がよいそうです。
1回目→強くブクブクとうがい→吐き出す
2回目→上を向きながら「あー」「うー」と声を出しつつ、喉の奥までガラガラとうがい→吐き出す
3回目→1回15秒のガラガラうがいを2〜3度繰り返す→吐き出す

効果的なうがいの方法を知ることは、災害時だけではなく、日ごろの健康管理にも役立ちそうです。ぜひ実践してみてください。

参考:日本赤十字社埼玉県支部 効果的なうがいの仕方 咳エチケット
https://www.jrc.or.jp/chapter/saitama/about/topics/2021/0501_017471.html