風害への備え
青葉防災のある横浜市は、季節の変わり目で大気も不安定になっているためか、強風の日が増えています。東京でも鉄製の街灯が倒れるなど、一歩間違うと人命を奪いかねないような強風にまつわる事故も起きています。そして、晴れていても風害は起こり得ることを忘れてはいけません。
気象庁の風にまつわる注意報・警報の基準は
・強風によって災害が起こるおそれのあるときは強風注意報
・暴風によって重大な災害が発生するおそれのあるときは暴風警報
・さらに重大な災害が起こる恐れが著しく起こるおそれのあるときは暴風特別警報
となっています(気象庁ホームページより)。
ただし警報の基準は地域によって異なるため、たとえ平均風速・瞬間風速が同じ数値でも、地域によって注意報・警報発令の有無が出てきます。
また、具体的な数値や基準の知識がなくても周知できるよう「予報用語」があり、それぞれ「やや強い風」「強い風」「非常に強い風」「猛烈な風」といった表現を使用することで、ある程度の強度が推測できるようになっています。
強風による飛散による事故を防ぐためにも、
・家の敷地内にて飛びそうなものは普段から置かないか、室内にて保管する
・雨戸やシャッター等が設置されていない場合は窓ガラスの飛散に備えて補強する
・落下物からありそうなところには近づかない
・すぐに避難できる状況ではない場合、外出を控える
などの工夫が必要です。
参考:気象庁リーフレット「雨と風(雨と風の階級表)」
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/amekaze/amekaze.pdf