通電火災を防ぐために
(画像はイメージです)
地震などが発生すると家屋の倒壊や土砂崩れ・津波などの一次被害も気になりますが、通電火災などの二次被害も多く報告されます。
内閣府のWebサイトによると、「東日本大震災における本震による火災のうち原因が特定されたものの過半数が電気関係の出火」だったそうです。
地震発生直後だけとは限らない通電火災による被害が増えないためにも、大規模な地震や火災が発生した際は
- 電気機器の使用をただちにやめ、プラグをコンセントから抜く
- ブレーカーを落とす
を心がけましょう。
また、平時より
- 非常用のバッテリーを準備する(医療機器等を接続する必要がある方は大容量のバッテリーを検討しましょう)
- 懐中電灯などの「明かり」を複数確保する
などの「備え」も必要です。ほかにも日ごろよりブレーカーの位置を確認したり、家を離れて避難する場合は確実に電源が落ちているかを確認したりすることも大切です。
青葉防災のある横浜市では、感震ブレーカーの助成や取り付け支援(対象区域限定)、自治体やマンション組合単位での設置に関する事業支援などを行っている年度・時期がありますので、その都度ご確認ください。
設置するにあたり、条件によってはメリット・デメリットが分かれます。また、助成に関わりなく自費で購入して取り付けてもらうことも可能です。
お住まいの地域によって助成の有無・範囲に違いがありますので、詳しくは各自治体にお問い合わせください。
参考:
内閣府 防災情報のページ
大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会
https://www.bousai.go.jp/jishin/syuto/denkikasaitaisaku/
横浜市総務局危機管理部地域防災課
感震ブレーカーを設置して、地震火災の発生を抑えましょう!
https://www.city.yokohama.lg.jp/bousai-kyukyu-bohan/bousai-saigai/moshimo/wagaya/jishin/sonae/kanshin.html
横浜市公式YouTubeチャンネル
「通電火災」をご存じですか?