「マイ・タイムライン」を考える
台風の季節になると、河川の氾濫が気になります。
青葉防災のある横浜市にもハザードマップがありますが、ご自宅のある地域は大丈夫でしょうか。
いざという時に我が家の位置はどんな災害に見舞われるのかを考え出しても遅いことがほとんど。
自宅にとどまる方がいいのか、避難する方がいいのかを考える場合のひとつの指針として、「マイ・タイムライン」という取り組みをご紹介します。
これは国土交通省関東地方整備局 下館河川事務所が作成したもので、あらかじめ避難行動計画を立てておくための取り組みを分かりやすく説明しています。
その中でも特に小学生向けに「逃げキッド」という検討ツールも用意されており、ステップを追ってワークシートを作成していく作りになっていますので、大人でも導入しやすくなっているのが特徴です。ほかにも「マイ・タイムライン作成講座」と題したYouTubeも公開されています。
台風が本格化する夏休みの自由課題としてお子さんが取り組んでみたり、自治会等のコミュニティ単位で導入したりするのもおすすめです。
主に「台風による洪水が起きたら」という前提で作られていますが、地震などの他の災害時における行動を考えるときにも役立つ要素がたくさんあります。ぜひ目を通してみてください。
※「マイ・タイムライン」、「みんなでタイムライン」、「みんなでタイムラインプロジェクト」、「逃げキッド」は商標登録されています。
参考:
防災の地図 横浜市
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/bousai-kyukyu-bohan/bousai-saigai/map/map.html
国土交通省関東地方整備局 下館河川事務所
https://mytimeline.river.or.jp/
小中学生向けマイ・タイムライン検討ツール ~逃げキッド~
https://www.ktr.mlit.go.jp/river/bousai/index00000043.html
※画像出典:災害写真データベース(http://www.saigaichousa-db-isad.jp/drsdb_photo/photoSearch.do)