熱中症対策2024年版

※2024年7月9日時点の情報です。最新情報は環境省 熱中症予防情報サイト(https://www.wbgt.env.go.jp/)よりご確認ください。

2024年4月より気候変動適応法が改正となりました。主な特徴としては、「熱中症警戒アラート」が発令される暑さ指数(WBGT)が35から33に引き下げられ、35を超えるとあらたに「熱中症特別警戒アラート」が各都道府県ごとに発令されること、アラート発動中は市町村長が一般に開放した指定暑熱避難施設(通称:クーリングシェルター)が利用できることなど、熱中症の被害をさらに減らせるように考慮された内容となっています。(画像は環境省 熱中症予防情報サイト 熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)リーフレットより)

ちなみに暑さ指数が28を超えると熱中症のリスクが高まると言われているのですが、実際のところは28を超えてしまう日が多いのが現状です。子どもや高齢者などのいる家庭は特に意識しながら生活することをおすすめします。暑さ指数は予測される日の前日または当日に発表されますので、日々チェックする習慣をつけましょう。

これって熱中症? 判断基準

気温や湿度が高い環境のなかで、立ちくらみ、筋肉のこむら返り、体に力が入らない、ぐったりする、呼びかけへの反応がおかしい、けいれんがある、まっすぐに走れない・歩けない、体が熱いなどの症状がみられたときには、すぐに熱中症が疑われます。

なかでも、高体温、汗をかいていなくて触ると熱い、ズキンズキンとする頭痛、めまいや吐き気、意識障害がある場合は、重症です。

公益社団法人 全日本病院協会Webサイト みんなの医療ガイド「熱中症について」より
https://www.ajha.or.jp/guide/23.html

参考:環境省 熱中症予防情報サイト
https://www.wbgt.env.go.jp/